慶應義塾ミュージアム・コモンズ（KeMCo）にて2022年度より始まったSDGsプロジェクト。その一環で2023年度より、メディア・アーティストの三原聡一郎さんによる「装置」でコンポスティングに取り組んでいます！

この日記では、そのコンポストの生成過程をお伝えしています🌿
毎週末、更新予定です💡

コンポストについての詳しい説明はこちらの記事をご覧ください！

今週の記録📝

7月8日

• チャイ

• ほうじ茶

• レモングラス

• アケビではなく、パッションフルーツ

６月から刺激臭が止まらなかった中等部バケツに進展が。
茶葉を中心に投入をしていたおかげか、刺激臭がだいぶ和らいできました！レモングラスを入れるとさらに爽やかな香りに👀
消臭消臭✨

7月9日

• レモングラス

• コーヒー

• 紅茶ティーバック（2）

中等部バケツは良い香りに戻ってきました✨
基材から再スタートしていた青森バケツは、多少なりとも土っぽい見た目に。本格的に投入を開始していきます🌱

7月10日

• コーヒー（2）

• 紅茶ティーバック

元通りになった中等部バケツですが、若干乾燥気味。中等部バケツにはケンタッキーの骨がたくさん入っています。まだ太いものも多いので、うまいこと分解されてほしいです🦴

7月11日

• コーヒー

• そば茶

青森バケツの方はやっぱり落ち葉感が強くまだカサカサ。ここからしっとりさせるにはもう少し時間がかかりそうです🤔

7月12日

• ほうじ茶

• 紅茶

• 緑茶（2）

• コーヒー

• そば茶

• チキンの骨(5)

まだ内容量の少ない青森バケツからも、コンポストの調子がいい時の爽やかな香りがしていました🌿

先週との比較🌱

では、先週と今週のコンポストの様子を比較してみましょう！

全体

中等部バケツ

青森バケツ

青森バケツには、「土っぽい部分」（茶褐色の粒子）が増えてきたような！
チキンの骨も入り、いよいよコンポストっぽくなってきました🔥

そして、先週やや不調だった真ん中の装置も、制作者・三原さんの手によって元の調子を取り戻しました🛠 よかった！

三原展が開催中！📣

現在、「三原聡一郎　レシピ：空気の芸術」が開催中です！本展では、コンポスト日記ではおなじみ、メディア・アーティストの三原聡一郎氏をクローズアップします👀
身の回りの様々な物質や現象を芸術に読みかえ、自身の作品を「空気の芸術」と称して制作活動を展開してきた三原さん。これまでの作品、そして新作に加え、それらを「レシピ」としてアーカイヴ化する試みを展示します。
そして、展覧会の一部としてなんとケムコンポストも展示中🎉
ケムコンポストと三原さんの「装置」にも是非会いに来てください！

さらに！

8/3(土)には、三原氏＆展覧会に携わった人々がお届けする、”アーティスト「達」によるギャラリーツアー”も開催予定です！人数限定なのでお申し込みはお早めにどうぞ！詳細はHPからご覧いただけます。お申し込みはこちらから👇

https://docs.google.com/forms/d/e/1FAIpQLSfwWIqc0PGwu4e2JW_1rMQpl7_vcZswttORMBKX5QqqdvnXcA/viewform

「三原聡一郎　レシピ：空気の芸術」

会期｜2024年6月3日（月）­－8月3日（土）
　　［土日祝休館］11：00～18：00
特別開館｜6月22日（土）、8月3日（土）
臨時休館｜6月24日（月）、7月29日（月）
入場｜無料、事前予約不要
主催｜慶應義塾ミュージアム・コモンズ
特別協力｜株式会社ニソール
協力｜株式会社田村商店
京都芸術センター 制作支援事業

文責：KeMiCo Hakuto