学生スタッフ(KeMCoM)がプチ遠足!?オリジナル和紙作り体験をレポート📸
慶應義塾ミュージアム・コモンズ(KeMCo)で4月18日から始まる展覧会「書を極める:鑑定文化と古筆家の人々」では、「古筆切(古筆の断簡)」をはじめ、古い書や書物が多数展示されます。そこで先日、私たち学生スタッフ(KeMCoM)は和紙について学ぶために、小津和紙さんに和紙づくり体験にいってきました。
今回は、そのレポートをお届けします!
まず、小津和紙さんに着いて、一番最初に和紙の製造方法を学べるビデオを鑑賞しました。和紙の原料に使われている植物のことや、製造に必要な細かい過程をここでたくさん知ることができました。
動画観賞後は、体験工房に移動して、エプロンを装着!まずは小津和紙の担当者の方が、作り方を実演・指導してくれました。一度動画で予習した作り方を、もう一度自分たちの目で見てばっちりマスター!
その後は、ついに本番!一人ずつ順番に和紙づくりを体験しました。せっかくなので、ここからは和紙の作り方を写真・GIFアニメで順にご紹介していきます。
【和紙の作り方】
まずは、簾を敷いた木枠を(和紙の材料が入った)液体にたっぷり浸けて、すぐに捨てます。
たっぷり液体を掬って、縦→横→縦の順番で、20回ずつシェイク!
最後にもう一度液体にサッと浸けて、またすぐに捨てます。
木枠から簾を外し、水気をとりしばらく乾かしたら…完成です!
以上の手順で、とっても簡単に和紙を作ることができました。
出来上がった和紙には、小津和紙さんがご用意してくださったスタンプなどを押してデコレーションすることもでき、個性的なオリジナル和紙をそれぞれ作ることができました。
こうして皆、和紙の文化について—実際の制作体験を通して—楽しく学ぶことができました。…今回、この体験から得たインスピレーションをもとに、4〜6月の展覧会では、私たちKeMCoM発案のユニークな企画も準備中なので、皆様ぜひご期待くださいね!
KeMCoM RUKA