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プカプカ島滞在日記②:ここどこだ!ラロトンガ!

キオラナ!学生スタッフのオオタです!
前回はオークランド空港でのトランジットの時間で記事を作成しておりました。その後調査隊はクック諸島の中の首都アバルアのあるラロトンガ島へ。4日滞在してプカプカ島での日用品の調達及び政府関係者との面会、今までの調査成果の報告等を行っております。ラロトンガ島の8月は乾季にあたる為、気温も1日中20度前後、湿度も低く風が心地よく吹き最高です。もうどこにも行きたくありません。今回のプカ日記ではそんな最高な島、ラロトンガ島での様子をお届けします!


真夜中のドア

ニュージーランドでの12時間のトランジットを終え、現地時間20時ころにオークランド空港からラロトンガ空港へ約4時間のフライト。ニュージーランドは時差が4時間でしたが、ラロトンガ島は標準時子午線を若干超えてしまう為、一気に時差が日本のマイナス19時間となります🥵(でも日本にいる時も基本眠かったので、純粋に眠いのか時差で眠いのか分からず仕舞🥲ゆえにノーダメージ!)

3列シート×2の機内、私の席は通路側で窓際には外国の老婦人が。1席間が狭かったので内心「真ん中に人が来ないといいな…」と思っていたら、どうやら婦人の方がその思いが強かったらしく、搭乗者が我々の列を過ぎるたびにちっちゃくグッドサイン👍を私に送ってきます。言葉が話せなくても心が一つになれることを実感した瞬間でした。

またもや機内食。CAさん発音よくて何言ってるか分からなかったので、ダメもとチキンさせて頂きました。出てきました。

広々空間が与えられ、ゆっくり寝るつもりでしたが中々寝られません…これはもう普段興味のないことをすることで眠気を待つしかないと思い、機内についているパネルでアングリーバード(?)をプレイ。
なんという事でしょう、気づいたら着陸していました。

機内食のアイス。パネルにゲーム画面の一部が写っています。帰りもやろうと思います。

結局一睡もすることなくラロトンガ空港へ!飛行機を降り、入国審査・預け荷物受け取り・税関職員による預け荷物の確認に約30分ほど。気づけば現地時間午前3時になっていました。

真っ暗で何も見えませんが、奥にはすぐ海があるそうな。
確かに降りた途端強烈に海の香りがしました。愛媛の松山空港出た時と全く同じ香りがします。

事前に借りたレンタカーに荷物を敷き詰め宿へ。荷ほどきを終え布団に入った時には時刻午前4時。なんやかんや2日間弱寝ていなかった為、その日はぐっすり眠りました。

渚のバルコニー

7時間後、午前11時に目が覚めました。宿についた際は真夜中だった為何も周りの様子が分かりませんでしたが、明るくなった今、眼前には楽園ラロトンガが広がっております!!

宿直ぐそばの植物。いかにも南国。
調査ですから。昼から活動開始。関係省庁及び関係者への挨拶まわりを行いました。

ラロトンガは海沿いをぐるっと1周回るアラタプ、その内側をぐるっと1周回るアラメトゥアという主要な道路が2本あります。アラタプ沿いを走ると窓からは美しい海が!環礁の島の為、海は手前にラグーン(サンゴ礁で出来た浅瀬)が、その奥に外洋が広がっており、今回帯同した地理学の先生の調査対象はラグーン上にありますので、車で移動中気になるスポットを見つけたらその都度停車してラグーン上を巡検!

少し干上がっている部分はマイクロアトールです。知らない人は調べてください。
知らないウニ
現地の主食、タロイモ。島によって品種や収穫するサイズが異なります。
ラロトンガは比較的ビッグサイズで収穫して色んな料理に使うそうな。
現地ではげんこつ1個分食べたら一日働けるという言い伝えがあるそうですが、納得の腹持ち。
デカくて少し繊維質なサトイモだと思っていただければ問題ありません。普通においしいです。
ラロトンガを…調査フィールドにしたいなぁ…

…絶景です。そして何より気候が最高。雨も降りませんでした。今回上はタンクトップ3枚だけ持ってきていますが、普通に半袖持ってくればよかったです。プカプカ島対策の装備とはいえまさか「なんか寒いっすね…」なんて言うと思っていませんでした。そんでまたご飯がおいしい!うますぎて写真撮るの忘れてます!ココナツソースとライムを混ぜたシャバシャバな汁に白身魚と野菜のマリネを混ぜたイカ・マタという料理がありましてですね…。生魚料理&すっきりとした味付けなので日本人の味覚にマッチしていると思うんですよね。これがあったら毎回頼んでました。

スタンバイオーケー

改めて何故ラロトンガにやってきたか、もちろん経由地という事もありますが、ラロトンガにはプカプカ島に出自を持つ関係者が多くおり、彼らへの挨拶は今後の調査を円滑に行う上でも重要になってきます。又、日本からは必要最小限の物資しか持ってきていないため、シャベルやバケツ、トイレットペーパーなどの日用品を調達する目的もあります。それらのミッションを行う為に、上記の写真では一見バカンスの様にしか見えませんが、基本的に1日中ずっと稼働していました。

時差による乱れも調査隊一同抜け、諸々のミッションも完了。
いよいよ明日早朝、プカプカ島へ出発です。

次回予告:秘境?環礁?プカプカ島!

楽園ラロトンガ島を後にする調査隊…「着陸後少し海通りますので濡れてもいい恰好をしてください」という謎の指示…我々の前にコロナ禍を切り抜け若干変化したプカプカ島が現れる…乞うご期待!!

おまけ:オオタ調査員、人生初デジカメで自撮りするくらい絶好調です。
基本タンクトップ&ベストという袖なしコーデで過ごしていました。



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