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とら・とら・とら!KeMCo「虎」選手権

Keio Museum Commons (慶應義塾ミュージアム・コモンズ)

1/11(火)からKeMCo新春展 虎の棲む空き地を開催中のKeMCo🐯
慶應義塾のさまざまな「虎」が集う本展では、出品作品としては総勢36点、筆者が数えることができた分だけでも、128匹以上の虎がKeMCoのさまざまなところに隠れています。(※虎皮や「虎」の文字などを含む)
そんな虎たちの中から、KeMCoスタッフがイチオシの虎を選びました!

まずは監視員さんの推しをご紹介!
「会期中、KeMCoの虎たちと最も近くにいるのが監視員」と言っても過言ではありません。日々、たくさんの虎たちを見ている監視員さんのイチオシをご紹介します。

小林清親「雷図」

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小林清親「雷」明治時代(19世紀末-20世紀初)、三田メディアセンター(慶應義塾図書館)

監視員であり、現役の文学部生でもあるG.Mさんのオススメは虎柄パンツの可愛いこちらの作品。ちなみに新年…ということで「2022年の抱負」を尋ねたところ、「料理の腕を磨きたい」とのこと🍳

小林清親といえば光線画で有名ですが、こんな緩い絵も描いて描いていたのかと驚きました。雷神におびえて自分の体ほどもある大きなタライに隠れる童がかわいらしいです。稲妻を描かずに雷を表現しているのも見事です。

確かによく見ると人が…!はみ出した手足も可愛らしいですね。

ちなみに、練馬区立美術館でも小林清親に関する展覧会が開催中です。「収蔵作品による 小林清親展【増補】-サプリメント-展 」(-1/30)では、未公開や再発見の作品や遺品なども見ることができるそうですよ。

監視員からはもう一人、R.Iさんも好きな虎を選んでくれました!

熊野權現縁起絵

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「熊野權現縁起絵」江戸時代前期(17世紀)、三田メディアセンター(慶應義塾図書館)

この絵のどこに虎がいるかわかりますか?
正解は…こちら。

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R.Iさんからは、こちらのコメントをいただきました。

”二足歩行して花を持つ”という虎のイメージとはかけ離れた姿がとても可愛らしいです。動物たちによって花の渡し方に個性があり、見ていて飽きない作品となっています。ぜひお気に入りの一匹を探してみてください。

来館者の方からもこちらの虎はかなり人気が高いようです!毛むくじゃらの足も可愛いですね👣
ちなみに、監視員のR.Iさんは理工学部の2年生。今年は研究室の配属が決まるので、勉強をもっと頑張りたいのだそう。

KeMCoでは、一般の方から塾生まで様々な方が監視員を担っています。
監視員のお仕事については、こちらの記事をご覧ください!


続いて、「学芸員の卵」として日々、研鑽を積んでいるKeMCo学生スタッフ「KeMiCo(ケミコ)」の2人にも伺ってみました!
トップバッターのM.Tさんの推し虎がこちら。

歌川芳盛「新板毛物づくし」

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歌川芳盛(筆)、文正堂(版元)「新板毛物づくし」安政6年(1859)8月改印、三田メディアセンター(慶應義塾図書館)

見ていてとにかく楽しい作品!表情豊かな動物たちが、思い思いに動き回っている様子にワクワクさせられます。動物たちの大きさの比較が、けっこうリアルに再現されていて図鑑のように使えそう。

虎だけではなくヒョウやラクダなどの他に、想像上の動物、麒麟なども描かれていますね!

M.Tさんは現在は主に広報を担当していて、今年頑張りたいことを尋ねたところ、「学芸員に一歩でも近づく!とにかく美味しいマルゲリータに出会う! 整理整頓!」と力強く答えてくれました。


歌川広重(三代)「英語図解 11」

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歌川広重(三代)筆 福田熊次郎(版元)「英語図解11」、明治20年(1887)、ボン浮世絵コレクション、三田メディアセンター(慶應義塾図書館)

こちらの作品を選んだのは、KeMiCoのK.Sさん。現役の文学部4年生でもあります!先ほどの「新板毛物づくし」より、かなりリアルな感じですね。
早速理由を伺ってみたところ…

虎や象など様々な動物の英単語を、彩豊かな挿絵と紹介する本作は歌川広重(三代)の作品です。カタカナのルビに親近感がわきますね!明治の人々にとっては、新たな世界の入口となったでしょう。

ちなみに、K.Sさんは「猫背を改善する」ことが今年の目標だそう。
仕事や勉強に集中するとついつい前のめりになってしまいますよね…この記事を書いている筆者も、つい背筋を伸ばしました。


KeMCo新春展では、あまり他では見かけない、一風変わった作品も出品されています。例えばこちら。

現存最古のタイガージャージ

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1899年に創部された慶應義塾蹴球部日本ラグビーのルーツ校
低く鋭い伝統の「魂のタックル」が武器のチームで、文武両道をモットーに活動しているのだそう。
ラグビーの大学選手権は例年12月ごろから始まり、準決勝・決勝は翌年1月初めごろに開催されています。

そんな伝統のタイガージャージを選んだKeMCoのI.T事務長からのコメントはこちら👀

慶應ラグビーのシンボル「タイガージャージ」
久しくお正月にこのジャージを見ることができていません。寅年の今年も残念ながら見れませんでした。
寅年を勝ち抜て来年兎年のお正月にタイガージャージを見られることを期待しています。頑張れ蹴球部!


最後に、この記事を書いている事務スタッフS.Kの推し虎をご紹介します。

神人龍虎画像鏡

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こちらの虎…見つけるのがかなり難易度が高いのですが、わかりますでしょうか?ヒントは右側です!

神像が2体、獣像2体が上下左右に配置されています。右側の耳のある獣像が虎。にょきっと伸びた首、まん丸の目や耳もチャーミングです!今にも踊りだしそう(?!)な足にもご注目ください。

正解は…こちら

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展示室でよく目を凝らして見てみてくださいね!
ちなみに、私の2022年の抱負は「KeMCo周辺のおやつを食べつくす」です。(KeMCo周辺のオススメのごはんやおやつは #けむこごはん で投稿しています!是非ご覧ください)

KeMCoへ行こう!

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様々な虎たちが集う、KeMCo新春展 虎の棲む空き地は、2/10(木)まで。
是非この機会にKeMCoにたくさんの「虎」を見つけに来てくださいね!

KeMCo新春展 虎の棲む空き地
2022/01/11(火)~02/10(木)11:00—18:00 (最終入場は17:30)
土・日・祝は休館
※2/5(土)は特別開館、1/31(月)は臨時休館

場所:慶應義塾ミュージアム・コモンズ(三田キャンパス東別館)
対象:どなたでもご覧いただけます
無料 [事前予約制]

ご予約はこちらから!(当日予約もOK


※この記事はInstagramで連載していた「わたしの推しもの」をまとめた記事です。
文責:KeMCoスタッフ Jim

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Keio Museum Commons (慶應義塾ミュージアム・コモンズ)
慶應義塾ミュージアム・コモンズ(KeMCo)は、2021年4月にオープンした慶應義塾の大学美術館です。このnoteでは、KeMCoの所員やスタッフがミュージアムやアートに関わる話題を幅広く展開します。