【毎週更新】🥬コンポスト日記📝(7月29日週)
昨年度から取り組んでいる慶應義塾ミュージアム・コモンズのSDGsプロジェクト。その一環で今年度は、メディア・アーティストの三原聡一郎さんによる「装置」でコンポスティングをはじめてみました!
この日記では、そのコンポストの生成過程をお伝えしています🌿
毎週末、更新予定です💡
コンポストについての詳しい説明はこちらの記事をご覧ください!
今週の記録📝
月曜日は臨時休館日だったので、火曜日からの更新になります。それでは、今週のコンポストの様子をお届けします📸
7月30日
アボカドの皮
緑茶ティーバック(2)
プルーンの種
紅茶ティーバック(アールグレー)
ホーリーバジルとレモングラス
全体的に投入物が緑色🌱
三原展(通称:み展)を機にケムコンポストではハーブ類の投入が増えました。特にレモングラスを投入するとコンポストが爽やかな香りになり、中の人としては重宝していました✨
投入タイミングはオフィスでハーブティ―が飲まれた時。コンポスト所有者の津嘉山さんに紹介いただき、スタッフもよく飲むようになりました。これがなかなかおいしい!ちなみに、このハーブはみ展に合わせてKeMCo各所でお世話したものを使っています🌱
7月31日
そば茶
ほうじ茶ティーバック
紅茶ティーバック
からし
白桃ゼリー(賞味期限切れ)
KeMCoで集めた基材から再スタートした慶應バケツも、徐々に分解が進み、なかなかにコンポストっぽい見た目になってきました👀 桃ゼリーの投入で保湿はバッチリなハズ。ゼラチンの投入がどのように作用するかも気になるところです📝
8月1日
ルイボスティー
紅茶ティーバック
筑前煮の汁
コーヒー
白桃ゼリーを投入した慶應バケツはしっとりとした質感になり、温かさが出てきていい感じです✨
ゼラチン質だとバケツ内で固まってしまうかな…?という懸念もありましたが、好転してよかったです😄
8月2日
お弁当についていた辛いソース
焼き肉のタレ
そば茶
コーヒー
紅茶
そば茶はクセがなくてコンポストとよくなじむみたいです👀
前々回はコンポストの様子の動画をアップしてみたのですが、今日は#み展観察日記より投入の様子をお見せしたいと思います🎥
コンポストは普段こんな感じで投入を行っています。
まだ基材が多くてスカスカですが、内容量が増えてくるとかき混ぜるだけで一苦労💦
8月3日
み展最終日の今日、KeMCoではギャラリートークを開催し、多くの皆さんにご来場頂きました😆
そんな賑やかな「み展」最終日の投入物はコチラ👇
生分解性紙コップ(1/2個)
ホーリーバジル&レモングラス
紙コップは、ギャラリートーク来場者の皆さんにハーブティーをふるまった際に使用したものなのですが……
この紙コップ、なんと生分解性でコンポストに投入可能とのこと!
今日は1/2個を細かく刻んで投入しました。三原さん曰く、水や油に浸して入れると分解が早まるとのこと。まだ紙コップは余っているので、様子を見ながら入れてみようと思います✨
先週との比較🌱
では、先週と今週のコンポストの様子を比較してみましょう!
全体
中等部バケツ
慶應バケツ
青森バケツ
今週は比較的コンポストの状態も落ち着いていました。見どころはやっぱり土曜日の紙コップ投入でしょうか👀
2ヵ月に渡って皆さんにお披露目したケムコンポストも、み展閉幕に伴いKeMCo8階に戻ります。ちょっと寂しくなるかも🥲
三原展が閉幕しました🙇♂️
6月から2ヵ月にわたり開催した「三原聡一郎 レシピ:空気の芸術」が8/3をもって閉幕しました。本展では、コンポスト日記ではおなじみ、メディア・アーティストの三原聡一郎氏をクローズアップしました👀
身の回りの様々な物質や現象を芸術に読みかえ、自身の作品を「空気の芸術」と称して制作活動を展開してきた三原さん。これまでの作品、そして新作に加え、それらを「レシピ」としてアーカイヴ化する試みを展示し、展覧会の一部としてなんとケムコンポストも展示に加わりました😆
最終日まで多くの皆さんにご来場いただき、盛況のうちに無事閉幕しました。ご来場いただきありがとうございました🙇♂️
「三原聡一郎 レシピ:空気の芸術」
会期|2024年6月3日(月)-8月3日(土)
[土日祝休館]11:00~18:00
特別開館|6月22日(土)、8月3日(土)
臨時休館|6月24日(月)、7月29日(月)
入場|無料、事前予約不要
主催|慶應義塾ミュージアム・コモンズ
特別協力|株式会社ニソール
協力|株式会社田村商店
京都芸術センター 制作支援事業
文責:KeMiCo Hakuto